ささみファクトリー

新作を中心に、見た映画のあらすじと感想を製造します。肝心なところのネタバレはしません。食べたカレーの報告もします。

キングスマン ゴールデンサークル/マシュー・ボーン監督

キングスマン  ささみ  映画

 

キングスマン ゴールデンサークル」

2017/イギリス/140分

 監督:マシュー・ボーン

出演:コリン・ファースジュリアン・ムーアタロン・エガートン
マーク・ストロングハル・ベリー

 

f:id:sasami_333:20170421173430j:plain:w43  あらすじ

 

上品な紳士服店が実は地下のスパイ組織だった・・・というイギリス製スパイアクションコメディ映画の続編。007よりもぶっ飛んだグロテスク描写やブラックユーモアがとっても楽しい、新しいスパイ映画シリーズ。今回は謎の闇組織「ゴールデンサークル」に、主人公達が所属するスパイ組織「キングスマン」が襲われる。助けを求めた先は、アメリカだったー。

 

f:id:sasami_333:20170421173430j:plain:w43 2作目も全然イケる、スーツで闘うスパイアクション映画

 

大ヒットした前作は、とにかくぶっ飛んだグロ描写と、音楽を使ったポップで爽快なアクションが気持ち良くて、久しぶりに爽快なスパイ映画を有難う!という感謝の念を抱く稀有な作品でした。みんな好きですよね、この映画は。

 

2作目は、舞台をアメリカに広げ、ちょっとスケールアップ。風呂敷を大きく広げてしまった為、上映時間も長くなってはおりますが、スパンスパン殺りくしてしまう思い切ったグロ、何が起きているのか判別付きやすいアクション、やりすぎって位のブラックユーモアはあいも変わらずで、キングスマンに欲しい要素はこれだよ!というものはほぼ満たしてくれます。

 

前作を見ていない人でもなんとなく背景をさらっとネットで読んでいけば、まあまあ大丈夫。でも、前作でキーになったある2人が今回大活躍するので、余裕があれば前作をDVDでチェックしてから行くことをおススメします。

 

 

f:id:sasami_333:20170421173430j:plain:w43 影の主役「マーク・ストロング」に萌える

 

その一人が、スパイ組織「キングスマン」の事務方支援要員のマーリンです。主人公にハイテクスパイアイテムを享受したり、パソコンをカチャカチャして様々なデータを調べたりと、主人公を鉄壁な後方支援ぷりで支えてくれます。長身でスーツをビシっと着こなす、つるっ禿げマーリンはクールだけど優しき頼れるおじさまです。萌えます。

 

演じる役者は、マーク・ストロングというハゲおじさまです。この人は、割と「スパイ組織でのじゃじゃ馬主人公に悩まされる優しき中間管理職役」が多い気がします。いつも何だか、組織の論理と破天荒な若手主人公の板挟みになって、ちょっとまいったなーという困り顔をしています。「部下   困る  板挟み  組織  中間管理職  スパイ」で検索すると「マーク・ストロングですか?」とコンピュータが答えてくれそうなペルソナ感です。

 

今回も相当現場に困らされるだけでなく、マーリン自身の身に大変な危機が訪れます。これまで彼自身のピンチをこんなに真っ向から描く作品はあまり無かったと思います。こんなにマーク・ストロングを楽しめる度は過去最大級です。くたびれたスーツインテリおじさん好きにおすすめしたいです。

 

f:id:sasami_333:20170421173430j:plain:w43 チャニング・テイタムが踊る映画にハズレなし

 

 今回新たに活躍する、アメリカのスパイ機関「ステイツマン」に所属する諜報員役に、チャニング・テイタムというムキムキ俳優が出ています。頭空っぽそうな、カウボーイ役でかなりおバカちゃんでその名も「テキーラ」。典型的な能天気アメリカ人をブラックユーモアで描いています。

 

このチャニング・テイタム、もともとイケメン俳優枠でシリアスな役もできますが、最近はコメディに出てキレっキレに踊るんですよね。伊達に男性ストリッパー出身ではありません。ささみはおもっています、「チャニング・テイタムが踊ると、ハズレなし」と・・・。今回ももちろん踊っているので、この映画はいい映画と言えます。

 

 

この映画を見て・・・ささみのひとこと

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 どこのシーンのことかは、見たらわかります。

 

 【大ヒットした全作】

キングスマン(字幕版)

キングスマン(字幕版)

 

 

 【監督のマシュー・ボーンと言えば、コレ】